つきみ野自治会十五年史より(著作:牧一氏)から
つきみ野は、大和市の最北部に位置し、その殆どが専有住宅地域として、静かなたたずまいをみせている良好な環境下にあります。もともとは公所、下鶴間地区に属していて、山林や畑地に囲まれた農村地帯だったところですが、1960年頃になって公所を中心とした地主の間で大和市北部開発委員会(委員長:北島吉五郎氏)を結成して、その運動を進めることになったのが始まりです。たまたまこれに呼応するように1965年近くなって、東急電鉄グループが長津田どまりだった田園都市線の将来中央林間への延長開通を望見し、沿線の開発を策定していたことから、前記の大和市北部開発委員会と接触し、この一帯の土地を広範囲に譲り受けたことで、両者が相携えて新たに大和市北部第一区画整備組合を設立して、具体的な整地整理事業に着手、その完了を待って数年の後、「つきみ野」が誕生するに至ったとのことです。つきみ野の地名のルーツをたずねたところでは、一説にある公募しての結果ではなく、この大和市北部第一区画整備組合の理事会で検討し、決定されたとのこと。またこの一帯に月見草が群生していたからというよりも、草木芒々たる原野から眺める月の美しさからヒントを得て地名につなげた、という説が正しいようです。
自治会沿革:
●1973年5月につきみ野自治会設立(会長:関根敏二氏)
・1丁目から6丁目まで計8組で構成、300戸に満たない自治会でした
●1974年12月自治会館落成(東急が建設、市に寄贈)
・7月つきみ野老人会発足
●1976年規約の立案・作成、自治会だより随時発行、盆踊り大会実施
・10月15日つきみ野駅誕生
●1977年自治会だより(13号)定期発行
・つきみ野三大住民運動(スカイハイツ建設、市営住宅立替、中央林間小学校建設)
●1978年4月第一つきみ野会、第2つきみ野会発足
●1982年葬祭互助制度発足
・ビレッジ全棟自治会に加入
●1983年住環境特別委員会設置
●1984年つきみ野音頭(作詞:古茂田信男氏、作曲:水谷暢宏氏)完成
●1988年第一回敬老の集い開催
●1994年自治会館新築
●1995年4月こどもくらぶ誕生(代表:小波貞子)
●2002年10月コミュニティバス運行開始
●2003年12月歩行パトーロール開始
●2004年12月シニアサロン発足(代表:佐藤育男氏)
●2005年9月青色防犯パトロール開始